去年4月にリリースした私の人生初めてのアプリ「one heart」の提供を、このたび終了しましたのでご報告します。

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私にとって何回か深呼吸しないと書けないような内容だったので、なかなかご報告できずにいました。FacebookのAPIの仕様が今年4月より変更になりまして、ユーザーのフレンドリストの取得ができなくなってしまったことが理由です。この変更が適用されますと、facebookでログインをしたユーザーの友達の中で「同じアプリを持っている人」しか表示できなくなります。

 

「facebookの中からひとりだけ好きな人を選んで、その人も自分を選んでいたときのみお知らせします」というシステムのone heartは、この仕様変更に伴いサービスの継続ができなくなりましたので、提供を終了することにしました。

 

実はこの仕様変更の件は、半年前くらいから事前に告知がされており、当時私もありとあらゆる方法でなんとかならないものか調べまくったのですがダメでした。実はまっさきにマーク・ザッカーバーグさんにメッセして「API使わせてほしいです!!」とお願いしてみたのですが、既読にもならず。。笑

そういった意味では心の準備はできていたのですが、やはりとてもさみしい気持ちです。でも、このアプリで得られたものはとても大きかったです。

 

結果報告

 

one heart は去年の4月に、リリースしました。 (【ご報告】純愛専用 両想い確認アプリone heartを作りました。そして「株式会社プールサイド」を創業しました。関口舞)

リリースしてからすぐに各メディアで取り上げていただき、すぐに1万、2万とダウンロード数が伸びていき、app store のライフスタイルカテゴリで10位入りをしました。
Yahoo! のトップに掲載されたり、朝のニュース番組でバナナマンの設楽さんが取り上げてくださったり、関ジャニ∞のみなさまに、ラジオ番組で取り上げていただいたり・・・「告白は直接しないとダメだろ」とdisられましたが(笑)

yahooトップページへの掲載フジテレビ ノンストップ バナナマン設楽さん画像 ライフスタイルカテゴリ

自分の作ったサービスがそうやっていろんな人の目に留まって、いろんな人に広がっていくのは本当に嬉しかった。そしてユーザーが増えていき、みんなが「好きな人」をドキドキしながら登録して待っているんだと思うと、いろんな人の想いをこのアプリにのせているのだと思うと、本当に嬉しく、毎日毎日、私が一番ドキドキしていました。

友人や知らない方から、「好きな人と両想いが確認されて、付き合うことになったよ」という連絡をいくつかいただきました。

 

面識のないある女性からメッセをいただき、「高校の同窓会で盛り上がり、このアプリをみんなで使ったら、高校のとき好きだった人とマッチングして、それからちゃんと告白してもらって付き合うことになりました!」というご連絡をいただきました。本当に嬉しかった。

 

さらに嬉しかったのは、私の友人の同性愛者の男子からいただいた報告でした。彼は、昔からの幼なじみの男の子のことがずっと好きだったけど言えないでいたそうなのです。でも、このアプリをふざけて一緒に使ってみたところ、その彼と両想いであることが確認できて、お互い今までそれをどうしても言えなくて隠していて辛かったからこそ、感動して泣いた と言っていました。

 

自分が考えたサービスで、実際に誰かの人生が変わったのだという感覚は、本当に震えるようなものでした。
この感覚は、一生忘れません。

 

その他も、「誰だかわからないけど、僕のこと好きな人がいますっていう通知が来た!」という報告も複数いただいたり、「こんなにアプリで心が動かされたことはない!」と尊敬する起業家の方から言っていただいたり、本当に嬉しいことがたくさんありました。

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私はもともと全然アプリに詳しくなくて、今回初めて仕様書を書いてみて、画面の遷移や諸々も完全に勉強不足で・・・いま思えば改善点が山のように出てきます。しかしそんな中でも荒削りながら、これを作ってみて本当によかったと思っています。
新卒で入った会社を半年で辞めてしまった私にとって、起業してすぐに出したサービスでこんなに素敵な経験をできたことは、本当に幸せなことでした。

 

今後

 

今回のサービスを通して、「人と人とを、お互いにもっと深い関係性にする」ということが私にとって本当に意義深いテーマであることがわかりました。
せっかく両想いなのにそれを伝えられないせいで一歩踏み出せずにいる、きっと知りあえば仲良くなれるのに他人のままでいる、など、恋愛に限らず世の中にはありとあらゆる人間関係の課題があって、その中で、テクノロジーで変えていける部分はまだまだたくさんあると思っています。

これからもそこに着手していきたいと思っています。いま、新たなチャレンジを開始していて、こちらも近々ご報告いたします。

 

さいごに

one heartは、本当にたくさんの方のサポートのおかげで世に出すことができました。

 

会社を辞めて起業するという決意を後押ししていただき、絶大なサポートをしてくださった、学生時代からずっと尊敬している起業家のTさん。
忙しい中、私のドリームプロジェクトにつきあってくださったエンジニアさん、デザイナーさん。
一緒にこのアプリを運営していきませんかとご提案くださったD社さん。
初めて取材してくださった、ベンチャーナウの三宅さん。
とても嬉しい記事を書いてくださった、尊敬するVCのユナイテッド丸山さん。
one heartの良い点や悪い点を、ありとあらゆる考察のもと取り上げてくださったwebメディアの方々。

誰だかわからないけど、私を「好きな人」として登録してくれた方。(よかったらぜひ、名乗っていただけると嬉しいのですが。)
手伝ってくれたインターンのみんな。
応援してくださった友人のみなさま。
そして、このアプリを一緒に成長させようとしてくれて、新しいチャレンジの仲間になってくれた @yusuke matsumuraさん。

one heartを使ってくれて、好きな人を思い浮かべ、登録し、ドキドキしながら待っていてくれたユーザーの方々。

 

サービスを継続できず、ごめんなさい。
でも、みなさん、本当に、本当にありがとうございました。

 

ひとつのプロダクトを世の中に出して、それによって人の気持ちを動かしたり、人の生活を変えたりするというかけがえのない経験をさせていただきました。

今回学んだことをずっと忘れずに、次のチャレンジにも取り組んでいきます。

 

ひきつづき、どうぞよろしくお願いします。

 

 

株式会社プールサイド
代表取締役社長 関口舞