こんばんは、最近特に寒いですね・・・(υ´ω`)
私は会社の採用に携わる者として日々、勉強のために他社の人事の方や経営者の方にお話を伺うようにしています。世の中には素敵な会社がたくさんあり、それぞれの会社が採用に対して真剣に取り組んでいるんだなあと実感する日々です。
そして先日ふと、「せっかくなので聞いたお話やその会社のことを、もっと発信していこう!」と思い立ち、実際に会社でお伺いした内容を紹介する、インタビュー企画を始めました。みなさんのご参考になれば幸いです。

第1回目にご協力いただいたのは、株式会社フィードフォース 塚田耕司社長です。

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企業向けの様々なデジタルマーケティングサービスを開発、提供している会社です。
新卒採用は今年で4期目。1期目の新卒で入社された方がひとつのサービスの事業部長をやっていたり、まだ学生の内定者が新規事業の立ち上げにいきなり関わったりしています。それはとてもすごいことですが、そもそもどうやってそんな方を採用したのか、どんな想いで採用しているのか、とても興味があります。そんな塚田さんに、就活生の疑問を色々とぶつけてきました!

疑問1
(´-`).。oO(自分の経験を面接で聞かれるけど、どんな話し方をしたらいいのかわからないよ〜!色々なことに取り組んできたし、それぞれに思い入れもある。全部言いたいけど、それだとひとつひとつがあまり深く語れないよ〜)

 

ー塚田さん「具体的な話が聞きたい。やっぱり物語で気持ちが動きます。」

「面接では、ロジカルに色々なことを淡々と語られてもあまり気持ちが動きません。どんなにすごい経歴でも、それをただ並び立てるだけでは印象に残らない。それよりももっと具体的に、エピソードのある話がしてほしい。取り上げる経験はなるべく少なく絞って、それを膨らませたほうが、こちらも色々質問できてうまく転がりやすくなると思います。マニュアルみたいなよくある語り方ではなく、自分の言葉で話してほしいです。」と塚田さん。

これは私自身、かなり共感です。面接をしていてよくあるのが、「学生時代は〜と○○と××をやっていて、そして★★団体の代表をしつつ、##に留学していました^^」というパターン。
行動力がある方なのはわかるのですが、どんな考え方を持っているのかがよく伝わってきません。面接時間は限られているので、これではあまり自分の内面を伝えられないまま時間が終わってしまう場合があります。
たくさんある経験のなかから大事な面接の場でどれをチョイスするかは難しい問題ですが、この場合は思い切って自分らしさが一番表れているエピソードに絞り、「○○をやっていました。〜な考えがあり、〜がきっかけで始めました。そのときに〜なことがあり、今では〜だと思っています。」といった物語を話してくれたほうが、その人の人柄や考え方などがしっかりと伝わります。もちろんこんなマニュアル的な語り方ではなく、あくまで自分の言葉で話すことが大切ですね。

疑問2
( ˘ω˘) .。oO(でも、いろんな経験があって、いろいろな知識があって、有能な人間だと思わせたほうが、内定がもらえるんじゃないの??)

 

この疑問に答える前に、「そもそも、なぜ新卒を採るのか?新卒ならではの強みとは何か?」を考えたいと思います。

ー塚田さん「フィードフォースでは新卒に新規事業の立ち上げを任せたりもしているのですが、そもそも新規事業においては、その分野の経験や土地勘が必要な場合もあれば、試行錯誤して色々な手を打ったほうがいい場合もあります。後者では、経験というよりも粘り強さや熱意が重要になってきます。それにはやる気のある新卒のほうが向いていることもあります。」

つまり、中途の強みが「経験、土地勘や知識」だとしたら、新卒の強みは「熱意、粘り強さ」だと言えますね。それでいくと、経験や知識が豊富な人が欲しいのであれば中途を採用すれば良いので、新卒はむしろ、これから努力して成長できそうな、将来性のある方を採りたい、という考えになってきますね。

そもそも学生が「俺はこんな団体でこんな勉強をしてた、だからこの業界に詳しいぜ!能力あるよ!」と思っていても、その詳しさではきっと、その業界でプロとして働いてきた中途の方に敵うはずがありません。この場合アピールすべきはそこではなくて、「なぜこの勉強をしたのか、なんでそんなにがんばったのか?どうがんばったのか?これから何がやりたいのか?」などのほうだと言えますね。そのほうが今後の成長のイメージができます。そしてその熱意は、経験者とはまた違った強みになり得るんですね。

—塚田さん「例えば、2012年新卒の第一期生3名には内定者インターンのときから、新規事業に関わらせていました。ある分野のリサーチをしてもらったのですが、みんなでfacebookグループを作って遠方の子とも連絡を取り合ったりし、協力して仕上げてきました。その調査が元になり、新しい事業が立ち上がりました。」

そのときにできたのがこの「ソーシャルPLUS」。オウンドメディア・自社サイトのソーシャル化支援サービスです。

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このサービスが今では主力の事業となっているそうなのですが、これも当時の内定者たちの結束力と熱意に支えられてできたものだと思うと、「気持ち」というのが本当に大切なものなんだなと改めて感じます。

疑問3
(´・ω・`;).。oO(そんな会社、相当すごい人じゃなきゃ採らないんでしょ、僕ふつうの人間なんだけど、どうやったら内定できるんだよ・・・)

 

ベンチャーは採用人数も限られているので、内定するのは確かに、確率的には難しいです。そこで、その「ソーシャルPLUS」立ち上げ前調査に当時インターン生として関わっていた、現在入社2年目のすなおさんに面接時のお話を伺いました。(すなおさん って素敵なお名前ですよね^^)

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ー「新卒一期生ということで、『新卒はこうしろ』という決まりがないからこそ、逆に自分たちでどうにでもできる、チャレンジできる環境がいいなと思いました。なのでその気持ちをとにかくぶつけました。入りたい会社には、入りたいです!ってはっきりと言ったほうが良いと思います。」とすなおさん。

ここでもやはり、「熱意を伝える」ことが大切ということですね。ベンチャーは特に「そもそも何の会社かよくわからない」ままになんとなく受けにくる学生さんも多いので、だからこそ逆に、「なぜこの会社に入りたいか、どんなところに魅力を感じるのか(そしてそこで自分はなにがやりたいのか)」をちゃんと伝えられたら、それ自体がアピールになるんですね。

そしてすなおさんは実際に、入社してからはメンターの方が1名ついて色々と教えてはもらったものの、半年で独り立ちして色々経験し、今ではプロモーション全般(展示会への出展・プレスリリースの作成、企画、リスティング広告の運用など)を担当されているそうです。

「自分で色々チャレンジできる環境」に魅力を感じて入社した新卒にとっては、まさに急成長できる働き方ですね。「できるようになること(身に付く知識やスキル)」もたくさんありそうです。学生の方は面接の前にそういった「入社後の働き方」をイメージしてみましょう。特に私は、「その会社に入社して数年後、自分にできるようになっていそうなこと」をイメージしてみることをおすすめしています。将来やりたいことがある程度決まっている場合はなおさら、「それができるようになる(ような実力を身につけられる・準備できる)」環境に身を置く必要があると思うからです。

夏には社員みなさんでバーベキューをするなど、遊びも思い切り楽しんでいるそうです^^

夏には社員みなさんでバーベキューをするなど、遊びも思い切り楽しんでいるそうです^^

最後に塚田さんに、どんな方を採用したいか伺いました。

—「自分で事業を立ち上げたい、なにかつくりたいという意思のある人がいいです。すごく若くても、経験がなくても、大きな仕事は任せられるし、できるということを伝えたい。社内にとっても、上の人たちが『ぼくたちもがんばらなくちゃ』という刺激になります。そうやって組織を成長させたい。今は、一人で働こうと思えば働ける時代。でも、せっかくみんなで集まって会社にいるのだから、チームでこそできることがあると思っています。誰か一人に仕事やノウハウが溜まっていくのではなくて、みんなでやったことがサービスに、会社に蓄積されていく。それがまた個人に還元されて、みんなで成長していく。そんなチームの一員として働いてほしいです。

 

フィードフォースさんの理念にも「チームで働く」ことについて書かれています。

フィードフォースのワーキングポリシー。

フィードフォースのワーキングポリシー。

社長はここまで考えて、真剣に採用に取り組んでいるのですね。本当に勉強になりました。悩める就活生にとって、なにか少しでもヒントになったら嬉しいです。

株式会社フィードフォースさんは2015年の新卒・中途共に募集しているそうです!2015卒の方、まだエントリー間に合います!会社の雰囲気が伝わってくる素敵な採用サイトがありましたので、こちらからご覧ください。今月も説明会が開催されます。(2/18・2/26など)

次回も引き続きフィードフォースさんにご協力いただき、社内のおもしろい取り組みについてレポートします!